“Ordinary Young Women, Extraordinary Leaders”　直訳すると、一般的な少女・類まれなるリーダーというタイトルの元、タシス・アメリカン・スクール ( TASIS ) で活躍している女生徒たちの活動を数回に分けてご紹介しています。
 
シニア学生のAmandaさんは、”声をあげれない人の為の沈黙”という活動の中心となって動いており、去年12月にTASISサービスラーニング会主催で3回目の発表会が開かれました。
 

 
世界で”声をあげれない人や問題”がある事の意識を高める為、会では、「サイレント」と書かれたパーカーを着て、”教育・女性の権利と平等・水・衛生・環境”と5つの分野について主張。また、感心のある人にパーカーを購入してもらい、活動普及に努めています。
 
二年前、この活動を開始するに当たり、学校の許可・協力を得たりと紆余曲折があったそうですが、Amandaさんはこれは、波動効果があるイベントだと言っています。一年を通し、サイレントのパーカーを着ている人を目にしますし、学校以外で着用している人もいるので、社会奉仕のリマインダーにもなっているそうです。
 
沈黙の日を通し、学んだリーダーシップについては、自分が閃いたアイディアを実現させることの難しさだと答えています。また、他人と協力し、別の意見を持つ人を説得し、いかに自分が広げたい活動の重要性を説くことや、共同作業を進めていく事などたくさん挙げています。
 
Amandaさん達は、沈黙の日のイベント以外にも”水”を手に入れるのが困難な人々の為に年間ウォーキングイベントを後援したり、3月11日の国際女性デーには、青リボンを販売したりと多岐に渡る活動を広げています。
 
問題意識を持ち、それを行動に移していける芯を持つAmandaさん、これからも活躍が楽しみです。
 
タシス・アメリカン・スクール（TASIS）校について⇗
 

スイスのサマーキャンプについて、正規留学について、
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• ・入学したいスイスのボーディングスクールがほぼ確定している
• ・スイスのボーディングスクールを決めかねている
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• ・お子様がスイス留学中、スイス現地でサポートをして欲しい

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“Ordinary Young Women, Extraordinary Leaders”　直訳すると、一般的な少女・類まれなるリーダーというタイトルの元、タシス・アメリカン・スクール ( TASIS ) で活躍している女生徒たちの活動を数回に分けてご紹介していきます。
 
タシスでは、自由時間を使い、自分が興味を持つプロジェクトに参加している生徒がいます。今回は、女性のエンパワーメント (発展や改革に必要な力をつける事) について情熱を持つシニア学生のDefne Sahenkさんの話です。
 
彼女は、自身の出身国であるトルコ・カッパドキアに住む女性を取り上げたビデオを制作し、G(ガールズ)20というサミットに最年少スピーカーとして参加しました。
 

 
カッパドキアの女性と接触し、映画を撮影したSahenkさんですが、その中で、特にスポーツ・芸術・ビジネスで活躍する3人の女性の様子を強く描いています。映画を通し、伝えたかった最も重要な事は、彼女たちの情熱を持ち、リスクを恐れることなく、自分の夢を実現しようとしている姿だったそうです。
 
また、サミットにスピーカーとして参加した事は、とても貴重な経験になったようです。18歳は彼女のみで、他の発表者達は、それぞれの分野で成功した女性でしたので、とても緊張したとの事。しかし、代表者に自分が取り組むプロジェクトについての意見を聞くこともでき、興奮したそうです。
 
Sahenkさんは、これからも映画で取り上げた彼女たちの活動をこれからも追い続け、進捗状況を伝えたいと願っています。
 
また、リーダーシップはあなたにとって何を意味しますか？という問いに対し、それは、自分がが信じる物を明確にし、夢を遮るような障害を目の前に置かない事だと思いますと答えています。
 
これからの活躍が益々楽しみです。
 
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イタリア語圏にあるタシス・アメリカン・スクール ( TASIS )。
こちらでは、教師陣も様々なワークショップを開催、参加し、他の教育者との情報共有や教えるスキルを磨き、革新的なアイデアを授業に導入しています。
 

 
・高校の化学教師ソーヤプライス先生
SIB(スイス生命情報学研究所)というローザンヌのスイス連邦工科大学をベースに活動している生命情報学の最前線とも言えるワークショップを開催しました。
 
そこでは、灯台のプロジェクトにおける事例を発表し、TASISとスイス全土のIB(国際バカロレア)の教師陣が協力し、カスタムメイドのプログラムで資金調達するプラットフォームを提供しました。またこれにより、SIBとTASISの教育の連携が深まりました。
 
・高校の化学教師、トーマス先生とブロッドワース先生
マンチェスターで行われたコンピューターの言語プログラムのワークショップへ参加し、プログラミングの概念を習得。教育者が生徒にコーディングを教えるための方法を学習しました。
 
TASISの6,9年生の授業では、コードグローバルの時間で、Pythonでどのようにコーディングするかを早速、学んでいます。
 
・文系の授業を受け持つカールソン先生、イスザ先生、ルモワーヌ先生
ミラノ国際教師協会（MITA）の会議に出席し、他の学校で使われている授業やGoogle driveを使った新技術を学んできました。それらは、早速授業で取り入れられています。
 
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イタリア語圏にあるタシス・アメリカンスクール ( TASIS ) 。５回に分けて、卒業生の進路をお伝えしてきました。今回が最後となります。
 
Waka Takahashi さん
 

 
ワカさんは、TASIS卒業後にNYのパーソンズ美術大学でファッションデザインのBFA(美術学士)を2013年に取得。そして、同年7月に高級ハンドバッグや靴のブランド・ハイブリッジを設立しました。
 
間もなくして、自身でファッションのレーベルを維持することは、ただデザインするだけではない事と気付きました。自身の役割よりも会社全体として考える事を学んだそうです。また、将来に向けての明確なビジョンを突き詰めて考えると、たくさんの課題がある事に気づき、学習する事を止めてはいけないと感じました。
 
彼女は、ハイブリッジが若いデザイナーやアーティストたちが多数の人の目に触れるプラットフォームとなることを期待しています。また、ファッションは、強力な視覚的な力を持っていると信じています。それを身に着ける人々がもっと自信を持ち、受け入れることができるようにサポートしたいと思っているのです。
 
現在、ファッションは、世界の特定の人の為にあるのように見えますが、誰もが身近に感じ、アートの楽しみを感じてもらいたいそうです。そんなワカさんは、1月のパリのファッションウィークで披露すべく日本のAmbというブランドのデザインを手掛けています。また、2016年の春には、彼女のアクセサリーがオシャレな日本及びアメリカの多数の店舗で販売される予定です。
 
起業を希望する人へのアドバイスは？
 
どんなに困難な壁や予期しない問題、リスクが存在していたとしても、決してあきらめないで下さい。計画を立てることは大切ですが、考えすぎてチャンスを逃すことのないようにする事も大切です。
 
時には、自分自身を信頼し、試し、そして後から考えるのです。抱えている作業や問題があるが為に盲目にならないように気を付ける事や常に未来のことを思い描き、長期的な目標を設定し、励む事も大切です。そして最後に、仕事以外の楽しみでリフレッシュしてみてください。
 
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イタリア語圏にあるタシス・アメリカンスクール ( TASIS ) 。５回に分けて、卒業生の進路をお伝えしていきます。
 
Matthew Schultzさん
 
マシューさんは、TASISのMark Aeschliman先生から建築・デザインを2回専攻し、それが彼の人生を変えました。
 

 
TASISを卒業後、アイオワ州立大学及びペンシルベニア大学で建築学を学び、学位を取得しました。その後、アイオワ州・アンケニーに不動産会社・クリエイティブバッキングを創設しました。
 
マシューさん曰く、創業当初は、電話応対、葉書に切手を付けたり、見込み顧客と会い、マーケティング資料を作成、写真やビデオを撮影していたそうです。これらの初期段階でブレない集中力を持つことは事情に重要ですが、ビジネスが成長し始めてからは、全ての作業を私自身がやることはもはやできないと悟ったそうです。
 
その後、スタッフにやってもらうことにしたのですが、詳細にこだわりのある身としては、ストレスも多かったそうです。
 
今年は、会社が大きく成長し、様々な賞を受賞しました。そして、ピューリッツァー賞を受賞した写真家に依頼し、ドローン使用した映像でステージングする方法を実験しています。次のステップとして、ブランドの認知度と提供する不動産サービスを高めるストーリーを作成したいと考えています。
 
起業を希望する人へのアドバイスは？
 
自分の本能を信じて行動して下さい。馴染みのない状況に直面することもあるでしょうが、それは、次に繋がるチャンスでもあります。
 
成功した企業は一晩で作られるのではなく、数々の挑戦と失敗により出てくるのです。厳しい状況の中で、あきらめたい時もあるかもしれませんが、経験者からのアドバイスを素直に受け止めることも時には必要です。自分自身を決して過小評価せずにしっかり乗り越えてください。起業において、近道はないのです。
 

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イタリア語圏にあるタシス・アメリカンスクール ( TASIS ) 。５回に分けて、卒業生の進路をお伝えしていきます。
 
Eda Karakayaさん
 
2013年に英国・アバディーン大学で法律の学位を受けた後、エダさんは、故郷のイスタンブールに戻り、法律事務所のジュニアアソシエイトとして勤務していました。
 

 
翌年の2014年、彼女は株主としてKarakayaグループに参入し、2015年の春にボドルムのホテルの改装を始めました。その年の6月にNo.81ホテルをオープンさせました。
 
エダさんは、これまでにリスクを取ることを学んできたと言います。彼女が学んだ法律の学位は、ホテル業界では役に立ちませんが、もし目指す物を明確にし、どこに向かいたいか方向性が分かっていれば、多くの事を達成することができるはずとも言っています。そんな彼女は、目標の一つであるイスタンブールにもホテルNo.81をオープン予定です。
 
・エダさんからの起業家へのアドバイス
 
ビジネスで成功するためには、自分がやっていることに情熱を持って取り組む必要があります。創始者もチームプレーヤーであること。これは、チームワークを築く上で、非常に重要なポイントです。
 
私はこれまでにプロフェッショナル意識が高く、かつフレンドリーな人々と仕事をする機会に恵まれ、ラッキーでした。過去に採用の面接をした際、私と同じようなパッションを持っていない人を目にし、彼らを採用することはありませんでした。
 
仕事をする上で、回りの人にインスピレーションを与えたり、情熱をもって
取り組める人がいることは、非常に重要だと感じています。
 
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Tyler Bretonさん
 

 
現在では、コミュニケーションツールとして毎日絵文字が使われていますが、タイラーさんがTASISにいた時、それはまだ初期段階でした。
 
彼は、TASIS卒業後、米国のベントリーカレッジを卒業しました。
そして、Makemojiという企業を立ち上げている他、米国の都市にあるクラブでVIP向けにボトルを予約できるサービスも行っています。
 
Makemojiは、自分で絵文字を作成し、形、色、写真を用いて、カスタマイズすることができます。現在は資金調達に向け、世界の大企業やいくつかのブランドと交渉中です。
 
・タイラーさんからの起業家へのアドバイス
 
成功への道は通常、失敗した企業の中に埋もれていると思います。個人的には、成功した事業よりも失敗した方がたくさんあります。大切なのは、失敗からあなたができる限り多くの事を学ぶ点です。逆に言うと、過ちや失敗から、何かを学ばないと非常に危険です。
 
この他、成功した起業家の書いたビジネス書を読み、共通のテーマを理解し、挑戦することもお勧めです。世界で大きく成功した人々は、共通項がある事に気付き始めるでしょう。謙虚な心を持ち、挑戦を続けていってください。
 
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イタリア語圏にあるタシス・アメリカンスクール ( TASIS ) 。今回から5回に分けて、卒業生の進路をお伝えしていきます。
 
Emir Bahadirさん
 

 
エミールさんは、TASISを卒業し、5年という短期間で、テクノロジー経営とビジネス経営のB.S. ( 理学学士 ) をニューヨーク大学で取得し、最新鋭のエリート不動産会社と共同創業しています。
 
彼は、トルコで不動産を家業とする家庭の五世代目に当たり、不動産業に詳しい環境で育ちました。しかしながら、それにN.Y.U.でハードルの高い学習を終えても、起業の準備は完全ではなかったと言っています。
 
これまでにいくつもの事にチャレンジして気づいたことは、年齢が若く、やるべきことがたくさんある中で成功するには、”時間管理”が成功のカギだという事。そして、同僚とのチームワーク、クライアントとのコミュニケーションも重要であると言っています。
 
今後の展望として、彼の会社RLTY NYC,を米国及び世界中の他の都市に広めることを目標としており、それが実現できるように、新しい技術を会社の強味として導入しようと熱心に取り組んでいます。
 
・エミールさんからの起業家へのアドバイス
 
自分の内なる声に常に耳を傾けることが革新的なアイデアを生み出す事に繋がります。企業家やそれを目指す人には、怖がらずに、自分の持っているアイデアに自信を持ち、前進して下さい。物理的なアイデアを持っているならば、それを伸ばしていく事ができるでしょう。
 
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