スイス氷河崩落から学ぶ自然の力と山岳リーダーシップで育む生きる力

  • 自然に対して常に敬意と共存の意識を持つという文化が、スイスでは教育にも深く根付いており、幼少期から「自然の中でどう生きるか」を学ぶ環境が整えられています。

自然と共にあるスイスの暮らしと教育

先月末、スイス南部のヴァレー州ブラッテン村で、氷河の一部が崩落し、約90%の村が土砂に覆われるという大規模な自然災害が発生しました。村の住民約300人に加え、羊190頭、牛26頭、ウサギ20匹が事前に避難し、特にけがを負った牛「ロニ」がヘリコプターで救助された出来事が話題となりました。
 
事前に避難が徹底されたものの、残念ながらお一人の方が行方不明となってしまいましたが、この出来事は、アルプスの美しい自然が持つ厳しさ、そしてそれに向き合うスイスの人々の精神性を象徴しています。 自然に対して常に敬意と共存の意識を持つという文化 が、スイスでは教育にも深く根付いており、幼少期から「自然の中でどう生きるか」を学ぶ環境が整えられています。
 

小学生でも安心して学べるスイスのサマースクール

スイスのボーディングスクールでは、厳しくも豊かな自然環境の中で低年齢のお子様から学べるサマースクールが多数用意されています。なかでも ジョン・F・ケネディ・インターナショナルスクール(JFK)校 のプログラムは、小学生から安心して参加でき、自然の中で英語も楽しく学べると高く評価されています。
 
JFK校のサマースクールでは、「水・山・岩」の週ごとのテーマに沿ったアウトドアキャンプが展開され、 五感を使って学ぶ体験型教育 が実施されます。活動はすべて英語で行われ、寮生活を通じて仲間との絆や協調性も養われます。
 
「水の週」ではカヌーや川の探検、「山の週」ではハイキングや星空キャンプ、「岩の週」ではロッククライミングや洞窟探検を通じて、お子様は自然の仕組みとともに、サバイバルスキルや挑戦する心を育みます。
 
こうした体験は、有事の際にも「どう行動するか」「どう支え合うか」を考える力につながります。スイスでは、ただ自然を楽しむのではなく、 自然の力を正しく理解し、尊重する姿勢が教育の核 となっています。
 
JFK校では、日中のアクティビティに加え、夜のタレントショーや映画ナイトなどの寮内イベントも充実しています。こうした活動は、お子様に自信や自己表現力を養う場を提供し、国際的な舞台でも通用するポジティブな人間性を育みます。
 
遠足も実施されており、グリュイエール城やカイエチョコレート工場の訪問など、スイスの歴史と文化にもふれることができます。さまざまな国籍の子どもたちと交流することで、自然だけでなく 多様性や社会貢献の意識 も自然に育まれていきます。
 
今年のサマースクールはすでに満席となってしまいましたが、来年のご参加をご検討されてはいかがでしょうか。
ご興味がある方は事前に弊社にご連絡いただけましたら、来年のサマースクールのお申し込みが開始となりましたら、優先的にご案内させていただきます。
 
最近注目されている山岳リーダーシップ。今回は、低年齢から参加できる山岳リーダーシップのサマースクールのプログラムをご紹介しました。
今後は、 中学生や高校生向けの高年齢プログラム や、 正規留学でのプログラム 内容についても順次ご紹介していきますので、楽しみにしていてください。
 
さまざまな国籍の子どもたちと交流することで、自然だけでなく 多様性や社会貢献の意識も自然に育まれていくスイスのサマースクール

スイス留学.comによる安心のサポート体制

初めての海外留学や短期留学を検討される親御様にとって、プログラム内容だけでなく、 安全性や環境も大切な判断基準 です。スイス留学.comでは、年齢や語学力に応じた最適な学校選びをはじめ、渡航準備から現地での生活サポートまで、トータルでご案内しています。
 
「自然の中で成長する夏をお子様に贈りたい」「実践的に英語を学ばせたい」とお考えの親御様は、ぜひ一度、スイス留学.comの無料カウンセリングをご活用ください。
 
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氷河崩落の災害を受け、スイス国内でも地域支援の動きが広がっています。ボーディングスクールでも、被災地支援のための寄付活動を行う動きも見られます。ブラッテン村は小さな村ですが、とても美しい村でした。今、自分に何ができるか考えて行動に繋げていきたいですね。

サマースクール:ジョン・F・ケネディー・インターナショナル・スクール校