スイスが3年連続「世界一の国」に選ばれた理由とは？
2024/12/5 08:00:43
世界最高の国ランキング
今年、スイスは U.S. News & World Report の「世界最高の国ランキング」で、 3年連続で1位 を獲得しました。2位は日本、3位はアメリカでした。このランキングは、「国力」、「文化的影響力」、「起業家精神」、「生活の質」など10のカテゴリー別に89か国を評価し、その総合評価でランク付けをしています。
スイスは各カテゴリーでは1位は獲得していないものの、平均して高い評価を得て総合1位を獲得しました。カテゴリーで高評価だったのは、 「ビジネスの開放性」 （第2位）や 「生活の質」 （第3位）、 「起業家精神」 （第5位）、 「社会的目的」 （第7位）、 「文化的影響力」 （第8位）でした。
各カテゴリーの中にあるサブカテゴリーで高評価されていたのは、「景色」や「旅行先に適している」「国民の教育水準の高さ」「信頼」などがありました。一方で、評価されなかったカテゴリーを見てみると、コスト面が挙げられています。納得の結果ですね。
記事ではスイスについて、 「失業率が低く、熟練した労働力があり、1人当たり国内総生産（GDP）が世界最高水準にある。スイスの文化的貢献は、その小さな国土とは不釣り合いなほど大きく、ノーベル賞受賞者が多く、一人当たりの特許登録数も多い。また、スイスは多様性を誇り、独特の文化的アイデンティティを持つ地域が点在しており、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語はすべて国民の言語として認められている。」 とコメントされています。
留学先としてスイスが選ばれる理由
スイスで留学をする際に注目する点は、やはり 「生活の質」 でしょうか。このカテゴリーの中のサブカテゴリー「治安」と「政治の安定」では満点を、「経済の安定」や「公衆衛生システムの高い発展」「公教育システムの高い発展」でも高評価を獲得しており、この点はスイスが留学先として選ばれる大きな理由の一つでもありますね。
コメントであった、 スイスの多様性 についても他国では経験できないスイスならではの特徴です。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つの公用語を持つこの国では、地域ごとに異なる言語や文化を育んでいます。スイスのボーディングスクールの主要言語は英語ですが、第二言語を学ぶ際も、学校の外に出れば、生きた言語を学ぶことができます。この多様な環境も、スイスの教育を特別な存在にしています。
ドイツ語圏のボーディングスクール
多くのスイスのボーディングスクールはジュネーブ近郊のフランス語圏にありますが、ドイツ語圏やイタリア語圏にも学校はあります。今回は、ドイツ語圏にある 「インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校」 のサマースクールをご紹介します。
ローゼンベルク校のサマースクール
ローゼンベルク校は、 個別対応教育と格式高い伝統が融合したスイスの名門校 です。サマースクール中でもドレスコードが設けられ、食事にはフルコースが提供されます。これにより、お子様はヨーロッパの伝統文化を体験するとともに、エチケットや礼儀作法も学ぶことができます。
他校とは異なり、セッションごとに決められた参加期間がなく、毎週末に入退寮が可能ですので、ご家族のスケジュールに合わせてご参加いただけます。また、プログラム内容は、学問的なスキルの向上はもちろん、スポーツやアート、音楽といった幅広いプログラムが提供されています。お子様の 興味やスキルに合わせて調整 され、個別の成長をサポートする仕組みになっています。
ローゼンベルク校への学校訪問
今年のサマースクール実施時期に、お子様の様子を伺いに学校訪問をしました。サマースクール中にドレスコードがあると聞くと堅苦しいイメージをお持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんが、サマースクールに参加しているお子様たちは、 規律と礼儀 を重んじながらも、非常に のびのびと活動 されていらっしゃいました。
毎年人気のローゼンベルク校のサマースクールの他、各校のスケジュール及び詳細については以下のリンクよりご覧ください。
スイス留学.comの無料カウンセリング
スイス留学.comは、 スイス在住日本人スタッフ15名 が在籍するスイス専門留学エージェントです。お子様に最適なプログラム選びから、現地でのサポートまで丁寧にお手伝いいたします。 「世界一の国」 で、お子様の未来の可能性を広げてみませんか？ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。無料カウンセリングの予約は以下のリンクよりお申し込みください。
