給食のメニュー何が好き?スイスのボーディングスクールの1位のメニューとは?

  • エイグロン・カレッジ校では、お子様たちに楽しんでもらうために、17人の専門チームが給食事業を運営しています。
2022年の調査ですが、小・中・高校向けの教科書を発行している光村図書出版が、全国の小・中学生とその保護者を対象に、給食に関するアンケートを実施しました。好きな給食メニューを聞いたところ、小・中学生と保護者の双方とも1位と2位は同じで、1位がダントツで「カレーライス」、2位が「揚げパン」だったとのこと。やっぱりお子さんはカレーが大好きですね。みなさんはどんなメニューが好きですか。
 
スイスに留学するお子様にとっても、 毎日の食事は学校を決める際にも大切なポイント となります。スイスのボーディングスクールでは、学業だけでなく 食育や健康的な食事への配慮 も重視されており、多国籍な生徒たちの舌を楽しませる工夫が満載です。今回は、エイグロン・カレッジ校の食事メニューを紹介します。
 

世界の味を楽しめる「スイスの食事メニュー」

エイグロン校では、65か国の多国籍の生徒を受け入れているため、提供される食事もバラエティ豊かです。例えば、イタリアのラザニア、インドのカレー、スイス風のフォンデュなど、 各国料理が週ごとにメニューに登場 します。また、アジア圏の生徒のために大きな炊飯器も用意されています。
 
さまざまな文化を取り入れた食事は、他国の文化や価値観を身近に感じる貴重な体験でもあり、スイス留学中に異文化を受け入れ、食を通じて新たな価値観を学ぶことができます。
 
国際的なメニューを取り入れている学校が多いのですが、多くのボーディングスクールでは、 地産地消 を目指しています。同校でも食材の90%はスイス産を利用しているとのことです
 

社交と協調を育む「食事の時間」

寮生活での食事は、単に栄養を補給するだけではありません。食事の時間は生徒同士が親しく交流できる時間であり、寮生活で友人を作る大切な機会でもあります。学年や国籍を超えて一緒に食卓を囲むことで、 協調性やコミュニケーション力が育まれます 。食を通じて得られるこのような経験は、海外留学ならではの魅力です。
 
同校では、スイス式の食事形態を取り入れ、昼食を一日のメインの食事としています。事前に発表される3つのメニュー、伝統料理、世界料理、ベジタリアン料理の中から希望を出します。もちろん、スタッフはどの生徒がアレルギーを持っているかを把握しており、健康的な選択をできるように常に気を配っています。
 
夕食の時間は 少しのんびりした雰囲気 で、パイやピザなどのコンフォートフードから2種類を選び、生徒たちはハウスグループで食事をします。寮父母や先生と一緒に食事をして、近況を報告したり、共通の話題で盛り上がることも。高学年の生徒に相談をするお子様もいるそうです。
 
スイスの名門校の一つであるエイグロン・カレッジのカフェテリアの様子
 

エイグロン校の人気メニューは?

毎日1,000食を週7日、お子様たちに楽しんでもらうために、同校では、17人の専門チームが給食事業を運営しています。シェフたちは毎日工夫をこらし、新しいメニューの開発に予断がありません。その中でシェフたちが学んだことは、凝ったメニューよりも実はシンプルなメニューが人気があることだとか。
 
より生徒たちの声を食事に反映するために、25種類の人気メニューから、週に1度投票をしているそうです。今年の9月にエイグロンマガジンで発表された メニューの1位は「チキンカツ」 、英語名は「Chicken Katsu」。国際的な食事が提供されている学校ならではの結果ですね。アジアの料理はいつも人気があるとのこと。その他の人気メニューは、「ローストチキン」、「フィッシュアンドチップス」、「ピザ」、「ハンバーガー」でした。来年には新たな食堂がオープンするエイグロン校、ますますその食事が気になりますね。
 
サマースクールや短期留学を利用して、ぜひ、 スイスならではの食育と寮生活の魅力 に触れてみてはいかがでしょうか。
 
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