スイスの名門校、エイグロン校が選ばれる理由と出願の流れとは?

エイグロン・カレッジ校

スイスの名門校の一つである エイグロン・カレッジ校 は、1949年にイギリスから来た創設者によって6人の生徒の受け入れからスタートしました。穏やかなスイスアルプスの町・ヴィラールに位置し、学校の敷地内からは、思わず溜息をついてしまう程素晴らしい景色が目の前に広がってます。
 
エイグロン校には、60か国以上からの児童生徒が在籍しており、在校生の約9割近く(約350名)が寮生です。約30名の日本人の児童生徒も留学生活を送っています。
 
教育プログラムは、イギリス式のカリキュラムを基に構成されており、高校では2年間イギリスIGCSEを学んだ後、2年間の国際バカロレア(IB)プログラムへと移行します。学業だけでなく、課外活動も充実しており、週末のアクティビティの大半は山で過ごします。
 
また、「心・体・魂」のバランスがとれた人格育成を目標に掲げていることから、エイグロン校では、「メディテーション」という取り組みが行われています。今では「マインドフルネス」という概念が一般的に知られるようになりましたが、同校ではこの「メディテーション」を創業以来続けています。
 
同校の「メディテーション」とは、各自で行う「瞑想」とは少し異なり、スタッフ又は生徒一人が今日の自身の思いを伝え、その思いに対して考えを巡らせる沈黙の時間が各児童生徒に与えられます。その後、各自が感じた気持ちを表現します。1日の始まりに行われるこの活動は穏やかな内省を促し、忙しい日常生活の中に貴重な静寂のひとときをもたらしています。
 
寮生活では、学年や性別ごとに様々な寮に分かれており、寮は「ハウス」と呼ばれています。
在学中、生徒は卒業まで同じハウスに所属し、ハウス対抗のイベントが開催されるなど、一つの大きな家族のように絆を深めながら生活しています。
 

出願の流れ

スイスのボーディングスクールへの出願をご希望の場合、まずは、お子様に合った学校を決めるために弊社の無料カウンセリングをおすすめします。カウンセリングで候補の学校をいくつか決められた後は、学校訪問で実際に学校を見学したり、サマースクール等の短期留学で授業やアクティビティを体験したりすることも大切です。
 
お席に空きがあれば入学前の夏でも出願手続きができますが、ほとんどの学校で児童生徒の母国語や国籍による人数制限をしているため、年始には日本人枠が満杯ということも考えられます。翌年の9月からの留学をお考えの場合は、前年の年末までには願書を提出することをお勧めしています。
 
成績表など出願書類を提出した後、試験や面接が行われますが、年齢や学校により実施されない場合もあります。

エイグロン・カレッジ校の寮テラス

エイグロン校への学校見学

エイグロン校へ入学を希望されているお子様のご家族の学校見学に同行し、学校内の施設の説明や親御様からのご質問等に対して通訳を行いました。
 
エイグロン校を含むスイスのボーディングスクールの出願時の筆記試験では、英語と数学の試験が実施されるケースがほとんどです。受け入れ学年によって、要求される試験内容が違う場合もありますので、出願ご希望の場合は、ご相談くださいませ。学校にて行われる面接は、堅苦しい雰囲気はなく、お子様ができるだけ自分らしさを出せるように、リラックスした環境の中で行われます。
 
しかしながら、突然、面接の場になって普段聞き慣れない英語でどんどん質問されると、緊張してしまい、顔がこわばってしまっていたようなケースや、簡単な質問にも答えられなかった、というようなケースもあります。
 
このような経験から、弊社では、中学生以上のお子様を対象に、面接準備サポートのご提供もしております。模擬面接を実施した後、結果を踏まえて助言をし、本面接に向けた準備について、これまでの経験を元にお話しをする内容です。また、リモートでの筆記試験や面接試験に同席をして通訳をするサポートもしております。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせくださいませ。(※弊社の出願代行サポートとセットでのお申し込みが条件となります)
 
次回はエイグロン校のサマースクールをご紹介します。

エイグロン・カレッジ校
サマースクール:エイグロン・カレッジ校
ウィンターキャンプ:エイグロン・カレッジ校
体験留学:エイグロン・カレッジ校