育てるのは「知識を社会で応用する力」~ローゼンベルク校へ学校訪問

スイス留学を検討されているご家族の学校訪問サポートとして、インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校を訪問させていただきました。
インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校の校門
同校はドイツ語圏ザンクトガレンの中心地から車で5分という距離にも関わらず、自然に囲まれた静かな環境に位置しています。
インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校から見るザンクトガレンの街並み
同校には4-20歳までの約230名が在籍しており、生徒一人ひとりに合わせた時間割を提供するなど、少人数の学校ならではのきめ細かさや柔軟さが特色の学校です。
インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校の校舎
敷地内の見晴らしの良い丘にある「フューチャー・パーク(Future park)」には、将来の月面生活を見据えた「宇宙用住居」や、100年後には温暖化がさらに進むと想定し、今より気温を10度高く設定した温室などが設置されています。
インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校にある将来の月面生活を見据えた宇宙用住居
実際にこの温室の中で植物を育てており、ロボットが水分保有量などを計測しているとのことです。
インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校にある温暖化が進んだ将来を設定した温室
同校は「学校で学んだ学術的な知識を、実際の社会で応用していく力を育む」ことを大切にしており、これらの施設もデンマークの前衛的な建設会社(SAGA Space Architects)と同校の生徒達が共同開発しています。
 
学校内も案内していただきました。
インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校にある体育館のステンドグラス
インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校の体育館
インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校のアートの教室
同校の昼食と夕食は4品のコース料理となっており、ポーランド出身のミシュラン獲得シェフが調理監督を務めています。
インスティテュート・アウフ・デム・ローゼンベルク校の食堂
地元で収穫された旬の食材を利用しており、できる限り合成香料や着色料などを使用せず、健康的でバランスの取れた食事を提供しているとのことでした。
 
学術面も生活面も、きめ細かな配慮がされているローゼンベルグ校に感銘を受けた学校訪問サポートとなりました。
 
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