世界が認めた本物～スイスのグリュイエールチーズが世界一へ

2025/12/11 08:00:53

世界最高のチーズ

先月、スイスの首都ベルンで開催された第37回「World Cheese Awards」において、「18ヶ月熟成のグリュイエールチーズ（ Le Gruyère AOP Vorderfultigen Spezial）」が、世界中から集まった5,244点のチーズの頂点に立ち、6回目の「世界最高のチーズ」の栄誉を勝ち取りました。

また、3位にはスイス北東部アッペンツェル地方で生産される「アッペンツェラー（Appenzeller® Edel-Würzig – aged 9 months, Käserei Ifang, Christian Tschumper）」が、4位にはスイスのベルン州にあるガントリッシュ地方の「山のチーズ（Gantrisch Bergkäse）」、5位にもザンクト・ガレン州の「王様のチーズ（Königs-Chäs Rezent）」と様々な種類のスイスのチーズがランクインしました。

さらに今年は、多くの日本のチーズも入賞し、「養沢ヤギチーズ」がTOP14にランクインするなど、日本のチーズも奮闘しました。

グリュイエールチーズといえば、スイスのボーディングスクールでも遠足に訪れる機会があるスイスではとても馴染みのあるチーズです。

本物を大切にするスイスの暮らしと学び

グリュイエールチーズは何世代にも渡り受け継がれる製法と技術で唯一無二の味と品質を保っています。酪農家やチーズ製造所、熟成士が、厳格に定められた手順に従って作り上げるチーズは、品質や伝統、自然環境を重んじるスイス文化を象徴するものとなっています。

こうした本物へのこだわりは、日常生活や教育の場にも息づいています。スイスのボーディングスクールでは、食・自然・文化・教育が密接に結びついた環境が提供され、地産地消やサステナビリティへの取り組みも大切にされています。子どもたちは日常の中で自然や地域文化への理解を深めながら、豊かな学びの時間を過ごしています。

ル・リージェント校のプログラム

今回ご紹介する、スイス・ヴァレー州に位置する「ル・リージェント校（Le Régent International School）」も、学業と並行して、地元の新鮮な食材を活かした栄養教育や、アルプスの自然を活用した多彩なアウトドアアクティビティが日常的に取り入れられており、心と体の両面からお子様の成長を支える環境が整っています。

同校のサマースクールでは、8～17歳のお子様を対象に、お子様一人ひとりの学びと体験が尊重されるプログラムが組まれており、通常プログラムとは別に、大学受験の準備として、「IB/IGCSE数学準備コース」や「SAT®準備」も設けられています。お子様たちは、短期間ではありますが、ご希望の知識とスキルを身につけ、充実した夏を過ごすことができます。

ル・リージェント校のサマースクールのプログラム詳細につきましては以下のリンクからご覧ください。

ル・リージェント・インターナショナル・スクール校

心と体の両面からお子様の成長を支える環境が整っているル・リージェント・インターナショナル・スクール校の校舎

同校のサマースクールでは、その集大成として、最終日前夜には保護者を招いた終了記念セレモニーが開催されます。弊社スタッフも、今年このセレモニーに親御様の代理として参加いたしました。

セレモニー会場には、お子様がサマースクール期間中に制作したアート作品が美しく展示され、スイスの郷土料理「ラクレット」を含むアペレティフも振る舞われるなど、温かくも華やかな雰囲気に包まれていました。夕食後には、各部門の表彰式や、サマースクールでの思い出を振り返るスライドショーの上映も行われ、参加者全員が、お子様たちの成長と成果を実感する機会となりました。

スイスが誇る「本物のチーズ」と同じように、ル・リージェント校での学びもまた、「本物の教育」として、じっくりと時間をかけてお子様の中に培われていくのですね。