シャントメルレ校を訪問①
2016/3/5 09:00:52
スイスの仏語圏・Vevey(ヴヴェイ)からGoldenpassで移動し、山間にある学校シャントメルレ(École Chantemerle)を訪問しました。
訪れた日はあいにくのお天気でしたが、学校からは、レマン湖がうっすらと見えていました。
空気が澄んでいると、とてもキレイに見えることでしょう。
シャントメルレ(École Chantemerle)は、 Wegmüller(ヴェグミュラー)一家が経営する私立の寄宿学校で、1966年に現学長のお父様が創設されました。
この日は、そのお父様も学校の説明をして下さいましたが、現在は、息子のYannさんに引き継がれており、学校の卒業生でもある奥様のAngelaさんご夫婦が中心となり、学校を切り盛りしています。
元々、シャレーだった建物に繋がるように建て増しされた新しい校舎では、シャントメルレが力を入れている科学系の実験室があります。Yann学長は、EPFL (連邦工科大学ローザンヌ校)を卒業し、生物学者として働いていた経験があり、サマースクールにもその強みを活かしたこちらならではのプログラムが組まれている点が特徴的です。
こちらでは、フランス式の教育カリキュラムが組まれており、生徒の50%はヨーロッパ出身、残りがそれ以外の出身だそうです。
全校生徒で約60人ですので、一クラス当たりの人数も少なく、先生の目がしっかりと行き届いている様子が伝わってきました。
また、授業中の教室を訪問した際に生徒が立って、挨拶をしてくれましたので、躾やマナーにも重きを置いているようです。
次回は、寮や食堂の様子をお伝え致します。
シャントメルレでは、正規留学に加え、サマースクールも開催しております。
英語・仏語・独語など言語に焦点を当てたクラスに加え、サイエンスやサッカーに集中して取り組むユニークなコースが設定されており、サイエンスコースでは、英語で先生や他の生徒たちとコミュニケーションを図りながら、実世界の問題を科学的思考で解決していくという面白い内容となっています。
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