スイスへの渡航、知っておきたい!スイス最新入国事情と渡航前にできるお役立ち情報
2025/5/15 08:00:24
スイス入国に必要なビザや手続き
まずは、スイスへの入国。入国に必要なパスポートですが、日本で発行された有効なパスポートを所持している場合、観光やビジネス、短期修学を目的として、180日の期間に最長90日間滞在する場合は ビザは不要 です。
短期滞在の場合、スイスへの入国には、10年以内に発行され、有効期限がスイス出国予定日から3か月以上残っているパスポートを所持している必要がありますので、ご注意ください。
お子様が正規留学をする場合は、滞在ビザが必要ですが、入学が決定した後に 各学校がビザの手配 をしてくれます。
■2026年から必要なETIASとは?
現在は特に手続きは必要なく入国できますが、来年2026年からは、ビザが必要のない国からの渡航に対して、 ETIAS(エティアス)という渡航認証 が必要となります。
ETIASとは、スイスを含むシェンゲン協定加盟国へ入国する際に必要な渡航認証制度のことです。2026年から導入予定で、導入開始後には、導入期間が設けられます。 事前に取得する必要 があり、取得はオンラインで行い、手続きには申請料(18歳未満又は70歳以上は無料)がかかり、承認されたETIASは最大3年間有効です。
詳細は、ETIASのウェブサイトを参照ください。
https://travel-europe.europa.eu/etias_en
■今年から導入されるEESとは?
さらに、ETIASに先行して2025年10月からは、空港やその他の国境の入口で実行される 自動登録システム、EESが開始 されます。EESは事前に申請する認証制度ではなく、シェンゲン協定加盟国での出入国の登録システムで、導入されると自動ゲートでパスポートをスキャンし、出入国はデジタルで管理されるようになります。
シェンゲン領域国間の移動は、国境の通行が自由化されているので、日本など領域国以外から入国する場合は、最初に到着した領域国の空港でのみ入国手続きを行います。出国の際は最後に出国する領域国で出国手続きをします。
詳細は、EESのウェブサイトを参照ください。
https://travel-europe.europa.eu/ees_en
出発前にできるおすすめの準備
次に、必須ではないけど準備しておくと便利な情報をお伝えします。
■「たびレジ」の登録
「たびレジ」は、外務省から最新の安全情報を日本語で受信できる、 海外安全情報無料配信サービス です。渡航予定がなくても指定した国の大規模な事件や事故、自然災害など緊急事態の発生を現地の大使館・総領事館からメールやLINEで連絡を受け取ることができます。お子様が留学をしている場合は、スイスや近隣のヨーロッパ、飛行機の乗り継ぎを利用する国を登録しておくと安心ですね。
詳細は外務省の海外安全情報配信サービスをご覧ください
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
■「Visit Japan Web」への情報登録
入国審査と税関申告をオンラインでできるシステムです。日本人の場合は、入国時の入国審査が必要ありませんので、登録すると、日本帰国時の 税関申告がオンラインで済ませる ことができます。オンラインで手続きしない場合は、「携帯品・別送品申告書」の黄色い紙を手書きで提出する必要がありますので、オンラインの登録をしておくことをおすすめします。
日本出国前にメールアドレスでアカウントを作成し、同伴する家族などの情報や、出国や帰国のスケジュールを登録します。日本に帰国時には携帯の二次元コードを表示して利用します。
詳細はVisit Japan Web(デジタル庁)をご覧ください。
https://services.digital.go.jp/visit-japan-web/
その他一般的な情報
■海外旅行保険加入
お子様が各学校のサマースクールやウィンターキャンプに参加される場合、多くの学校は保険に加入しているため、参加中の怪我や病気は補償されますが、日本からスイスの移動中などはご自身で 海外旅行保険に加入する ことをおすすめします。クレジットカードの保険をご利用になる際には、補償対象を確認しましょう。
■スイスの基本情報
スイスの電圧や気候、水道水の安全性、食生活など、 現地の基本情報を知っておくと安心 です。スイスの基本情報は弊社のホームページにまとめてありますので、以下のリンクよりご覧ください。
スイス留学.comの無料カウンセリング
弊社では、スイスの渡航情報など常に最新の情報を提供して、 お子様やご家族をサポート しています。初めてスイスに留学するけれど、現地の様子がわからない、どのような準備が必要なのか、どのようなサポートをしてもらえるのか、といったご相談も受け付けています。
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