スイスのサマーキャンプでは、がつがつと学習するよりまず、いろんな国から来ている子どもたちと触れ合って楽しんでもらいたいです。
 
でも、初海外だったり、英語でのコミュニケーションができない場合、全てが初めての環境の中で、未知の恐怖の緊張に耐えられず、泣いてしまうこともあります。
 
昨日も、あるサマーキャンプの寮長から連絡がありました。
私がお世話しているお子様が、アクティビティに参加せず、寮室で泣いていると。
どこのサマーキャンプも規則があります。病気やけがでプログラムに参加できないのなら別ですが、全参加者はキャンプのプログラムに参加しなければなりません。
 
そのために、わざわざ遠い日本から来ているのです。
そして、今年は何といっても素晴らしい天候に恵まれています。屋外のアクティビティにも積極的に参加して欲しいものです。
 
自分の英語能力がないと、周りがペラペラに見えてしまいます。そして、「私だけついて行けない」と追い込まれてしまいがちですが、スイスのサマーキャンプのプログラムは、英語が分からない子どももいることを前提に組まれています。
 
キャンプの環境になれるまで数日かかりますが、何とか乗り切ってくれるよう、今日、学校訪問して、そのお子様のご様子を伺ってきます。
 

 
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