スイスと日本における水際対策について

 
今回は、気になる両国の水際対策と今年のサマースクールについてお話しいたします。
 
【スイスの水際対策 3月25日時点】
 
現在、空路でスイスに入国する場合、必ず、スイス入国前72時間以内に実施されたPCR検査陰性証明の提出が必要となります。(ただし、12歳未満の子どもは提出義務を免除)
また、スイス政府の指定するハイリスク国からスイスへ入国する場合、PCR検査陰性証明の提出に加え、スイス入国後10日間の自己隔離が義務となっています。
 
日本は、上述のハイリスク国の指定は受けておりませんが、2021年2月8日付にて「リスクの無い国」のリストからは除外されることとなり、入国制限の対象国となってしまいました。
これにより、現時点においては、日本からの渡航者は、スイスへの入国資格を有しない限り、観光などの理由での入国は不可となっています。
万が一この措置が夏まで続いている場合、残念ながら、サマースクールへのご参加目的だけではスイスに入国できないということになります。
 

 
【日本の水際対策 3月25日時点】
 
日本では、入国後のPCR検査と自己隔離が義務化されていますが、2021年3月15日から、スイスを含む17ヵ国に対して、以下の追加措置が適用されることとなりました。
 
政府による発表内容:
入国後、年齢問わず全ての方が、検疫所長の指定する場所で待機し、入国後3日目に改めて検査を受ける必要がある。その上で、陰性と判定された方については、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国後 14 日間の残りの期間を、自宅等で待機していただく。
 
なお、担当省庁に確認をしたところ、12歳未満以下のお子様に関しては、隔離先の宿泊施設にて親御様が合流し、3日間の隔離期間を一緒にお過ごしいただけることを確認しております。(詳細については、必ず担当省庁や空港の検疫担当者にお問い合わせください)
 
今回の追加措置は突然の発表で、さらにちょうど寄宿学校の春休み期間(日本帰国時)に当たってしまったため、正規留学をされているお子様がいらっしゃるご家族もさぞ驚かれたことでしょう。
 
日ごとに状況や対策が変更されるため、弊社では日々関係する機関に問い合わせ、最新情報を親御様にお伝えしています。
 
【2021年サマースクール】
 
以上の理由からも、今年7月、8月時点での入国規制に関しては予測が難しいのが実状でございます。
そのため弊社では、今年のサマースクールに限り、特別なキャンセルポリシーをご用意いたしました。
まずは、参加申し込み手続き(お席の確保)までをお手伝いさせていただき、6月以降にスイスへの入国(ご参加)が可能と判明した後、残りの手配を進めてまいります。
 
今年は開催校でも寛容なキャンセルポリシーを用意しており、これまでに弊社で確認できている学校に関しては、「一定期日までのキャンセルは100%の返金を保障」または「来年への繰り越しが可能」としています。
 
また、この期日を過ぎた場合でも、新型コロナウイルスの影響で急きょ参加を断念しなければならない状態になってしまった場合には、返金または繰り越しを可能としています。
 
ご家族にとってはとても難しい決断になるかとは思いますが、まずは弊社でご紹介している23校の中から、どの学校がお子様に最も合っているのか、どのようなレッスンやアクティビティが体験できるのかなど、弊社を通して情報収集していただければと思います。
 
「今年のサマースクールには参加できない」という場合であっても、今のうちからご家族とゆっくりご相談され、近い将来のサマースクールに備えておくことも良いでしょう。
 
弊社では、ご家族に安心を提供させていただくことをモットーに、個別のご要望にもお応えしたサポートを心がけております。ご心配事等がございましたら、いつでもご相談くださいませ。