スイスに来て驚いたこと① ~ 年に一度、街に響くサイレン~
2026/2/26 08:00:54
年に一度のサイレン
2月のある水曜日の午後、突然、街中に大きなサイレンが鳴り響きます。
始めて耳にしたときは、何が起きたのだろうと不安になり、思わず足を止めてしまいましたが、周囲の人々は驚く様子もなく、普段通りに過ごしています。
実はこれ、スイスで毎年2月の第1水曜日に全国一斉で行われる 「防災サイレンテスト」 です。国中に設置されたサイレンがきちんと作動するかを確認するための、いわば年に一度の点検日です。外務省の海外安全ホームページにも試験放送実施の案内が掲載されています。
以前ご紹介した「スイスへの渡航、知っておきたい!スイス最新入国事情と渡航前にできるお役立ち情報」の中でご案内した 「たびレジ」 に登録された方にも、試験放送実施の案内メールが送られてきます。
以前の記事もぜひご覧ください。
このサイレン、固定式が約5000基、移動式が約2200基あるとのことで、スイス国内どこにいても聞こえてきます。
サイレンには2つの種類があり、危険を知らせる「一般警報」と「水害警報」です。2つのサイレンは鳴り方が異なり、水害警報は該当する地域のみで鳴らされます。
2月の第1水曜以外にこのサイレンが聞こえた時、できればそのような事態は起こってほしくないですが、いち早く情報を得るためには、スマートフォン用アプリ 「Alertswiss」 を通じて、最新の災害や緊急事態の情報を確認することができます。
アプリのダウンロードは以下のサイトから可能です。
https://www.alert.swiss/en/app.html
日常の中にある「備える」という考え方
スイスは自然豊かな国ですが、同時に 災害や非常時への備え も大切にしている国でもあります。
スイス国民や滞在者のために核シェルターが整備されていることはよく知られていますが、家庭や地域、学校など、それぞれの場で安全について考える機会が設けられています。
「安全は当たり前ではなく、意識して守るもの」 という考え方が根付いているように感じます。
こうした姿勢は、実際に生活してみて初めて気づく、スイスらしさの一つかもしれません。

留学は「教室の外」からも学ぶ時間
留学というと、語学力や学力の向上に目が向きがちですが、実際に現地で暮らしてみると、社会の在り方そのものから学ぶことも多いと感じます。
時間を守る習慣
環境を大切にする仕組み
地域で支え合う空気感
そして今回のように、 「万が一に備える」 という文化
こうした日常の積み重ねが、子どもたちの価値観や自立心に少しずつ影響を与えていくのかもしれません。
スイス留学の魅力は、名門校や多言語教育だけではなく、こうした社会環境の中で生活できることにもあるのではないでしょうか。
「スイスに来て驚いたこと」 は、シリーズとして、弊社のスタッフやお子様、ご家族から伺ったエピソードを中心に、現地で感じたスイスの一面をご紹介していきます。今後もぜひ楽しみにしていてくださいね。
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